◆ 試合を立て直す力投

 DeNAは3日、横浜スタジアムで中日と対戦。序盤に大量失点を喫したものの打線も粘りを見せ、最終回には一打サヨナラの場面を作ったが、あと一歩及ばなかった。中継ぎ陣の踏ん張りによって接戦に持ち込むことが、中でもモップアッパーの仕事をきっちりとこなした砂田毅樹の好投が光った。

 先発の濱口遥大が2回までに6点を失う乱調で、なおも一死二三塁という場面でマウンドへ上がった砂田。二死までこぎ着けたあと、木下拓哉にホームランを許してしまったが、その後は代名詞でもあるスライダーに最速146キロのストレート、カーブにフォークも織り交ぜる丁寧なピッチングを披露した。

 3回に回ってきた打席では中日・福谷浩司のストレートをセンター前に弾き返し、2016年以来となる4年ぶりのヒットもマーク。5回は一死二三塁のピンチを迎えるも大島洋平、京田陽太を共に内野ゴロに打ち取り無失点。その裏に打順が回り交代となるまで、3回2/3を49球、被安打4、与四球1、1失点の内容。10月1日に登録されてから3連投ながら、好調ドラゴンズ打線の勢いを止めるナイスピッチングだった。

◆ ラミレス監督「トレメンダスジョブ」

 試合後、ラミレス監督も「十分な仕事をした。ホームランこそ打たれてしまったが、全体的に素晴らしかった」と高評価。中継ぎ左腕はエドウィン・エスコバーと石田健大だけの現状に、2017年、62試合に登板して25ホールドをマークし、翌2018年には70試合に登板した鉄腕左腕の復活は心強い。

 4連敗で借金3、4位転落にも「連敗のあとは必ず連勝が来る」と指揮官は前を向いた。連戦続きの今シーズン、チーム一丸の戦いで言葉通りの大型連勝を見せて欲しい。

取材・文・写真=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

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