チームは地区優勝もWCSで2連敗
カブスのダルビッシュ有投手(34)が4日、自身のツイッターを更新。ファンにシーズン終了の報告と感謝の思いをつづった。
今季のメジャーリーグは、コロナ禍により7月下旬にレギュラーシーズンが開幕。ダルビッシュは60試合に短縮されたシーズンで12試合に先発登板し、8勝3敗、防御率2.01の好成績で日本人初となる最多勝のタイトルを獲得した。
チームはナ・リーグ中地区を制しポストシーズンに駒を進めたが、コロナ禍対応として初開催となったワイルドカードシリーズ(WCS/2戦先勝・最大3試合制)でマーリンズに2連敗。ダルビッシュは第2戦に先発し7回途中2失点と好投したが、チームは完封負けを喫し負け投手となった。
ダルビッシュは改めて、「2020シーズンが終わりました」と終戦を報告。「全体的には良かったですが、課題も見えたのでまた成長に繋げたいと思います。普段とは違うシーズンでしたが、乗り越えられたのも皆さんのサポートのおかげだと思います。1週間ぐらい休んでまた練習に励みます。ありがとうございました!」と、異例ずくめだったシーズンを振り返った。
英語でも同じ趣旨のメッセージをつづり、ファンからは多くのねぎらいの言葉が寄せられた。ダルビッシュはサイ・ヤング賞の有力候補にも挙げられており、11月中旬に予定されている同賞発表にも注目が集まる。