優勝争い真っ只中で大量感染が判明
ロッテは6日、岩下大輝投手と一軍スタッフ1名の新型コロナウイルス陽性判定を受けて実施したPCR検査の結果を発表。新たに荻野貴司選手、角中勝也選手、清田育宏選手、菅野剛士選手、鳥谷敬選手、藤岡裕大選手、三木亮選手、伊志嶺翔大コーチ、チームスタッフ3名の計11名が陽性と判定された。
コーチングスタッフや関連職員も含めた78人のうち、上記11名を除く67名は陰性だったが、和田康士朗選手、東妻勇輔投手、小野郁投手、山本大貴投手の4名が岩下の濃厚接触者として特定。陽性判定を受けた選手らとともに、6日付けで一軍登録を抹消されることになった。
今回新たに陽性判定を受けた11名のうち数名に発熱症状が出ているものの、現時点では症状が軽く、今後は保健所の指示に従いながら入院等対応をしていくという。新たな濃厚接触者については調査中としている。
なお、ファームチームに関しては二軍監督、コーチ、選手、スタッフの計73名が5日にPCR検査を実施し、全員が陰性判定を受けている。
今後のチーム活動については、陽性確定者および岩下との濃厚接触者の一軍登録を抹消し、6日からのオリックス戦(ZOZOマリン/18時開始予定)は管轄保健所、日本野球機構に相談の上、予定通り開催することが決定。2日~4日に対戦した西武にも陽性が発覚した選手らとの濃厚接触者はおらず、残り30試合ほどとなったパ・リーグのペナントレースは当初のスケジュール通り進められる。
ロッテは6日終了時点でソフトバンクと2ゲーム差の2位。今週末にはソフトバンクとの首位攻防3連戦を控えていたが、ここにきて主力選手を含む大量離脱。15年ぶりのリーグ優勝へ向けて、大きな大きな試練に直面することになった。
▼ 陽性判定者(計13名)
・岩下大輝 ※
・チームスタッフ1名 ※
・荻野貴司
・角中勝也
・清田育宏
・菅野剛士
・鳥谷 敬
・藤岡裕大
・三木 亮
・伊志嶺翔大コーチ
・チームスタッフ3名
※10月4日発表
▼ 岩下の濃厚接触者(4名)
・東妻勇輔
・小野 郁
・山本大貴
・和田康士朗