V争い真っ只中で若手が一軍合流
日本野球機構(NPB)は6日、一軍出場選手登録を公示。この日新たに11人が新型コロナウイルス陽性判定を受けたロッテは、一二軍間で大量22選手の入れ替えを行った。
首位ソフトバンクを2ゲーム差で追う2位・ロッテは、4日に岩下大輝投手が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、同日の試合後に一軍全選手がPCR検査を受検。試合がなかった5日に検査結果が出ず、この日の昼、荻野貴司選手・角中勝也選手・清田育宏選手・菅野剛士選手・鳥谷敬選手・藤岡裕大選手・三木亮選手・伊志嶺翔大コーチ・チームスタッフ3名の計11名が新たに陽性判定を受けたと公表した。
さらに、陽性判定者に加えて、和田康士朗選手・東妻勇輔投手・小野郁投手・山本大貴投手の4名が、岩下の濃厚接触者として特定。この日陽性判定を受けた7選手とあわせて合計11名の選手が登録を抹消されることとなった。
この緊急事態で一軍へ上がってきたのが、2016年のドラフト1位右腕・佐々木千隼や、2018年のドラ1・藤原恭大らファームで研鑽を積む11名。昨秋ドラフトで入団したルーキーの髙部瑛斗や福田光輝も昇格リストに名を連ね、ロッテ一筋15年目のベテラン・細谷圭も一軍合流となった。
優勝争い真っ只中でのコロナ直撃の緊急事態も、今シーズンは泣いても笑っても残り28試合。現有戦力のやりくりで戦い抜くしかない。
10月6日の一軍登録・抹消
■ 埼玉西武ライオンズ
-登録-
58 熊代聖人/外野手
■ 東北楽天ゴールデンイーグルス
-登録-
43 宋 家豪/投手
44 足立祐一/捕手
■ 千葉ロッテマリーンズ
[※補足]
ロッテは『特例2020』を適用して選手を入れ替え。抹消された「対象選手」は、このあとの検査で陰性となり、早期の復帰が可能な場合は、10日間を待たずに一軍復帰が可能。入れ替わりで登録された「代替指名選手」は、同ルールで抹消されている選手が10日間を待たずに再登録される際の、入替対象になります。
-登録-
11 佐々木千隼/投手
41 成田 翔/投手
86 フローレス/投手
45 宗接唯人/捕手
40 福田光輝/内野手
50 松田 進/内野手
59 細谷 圭/内野手
67 茶谷健太/内野手
68 西巻賢二/内野手
2 藤原恭大/外野手
38 髙部瑛斗/外野手
=抹消=
24 東妻勇輔/投手
27 山本大貴/投手
37 小野 郁/投手
00 鳥谷 敬/内野手
4 藤岡裕大/内野手
23 三木 亮/内野手
0 荻野貴司/外野手
1 清田育宏/外野手
3 角中勝也/外野手
31 菅野剛士/外野手
63 和田康士朗/外野手
■ 北海道日本ハムファイターズ
-登録-
60 郡 拓也/捕手
■ 読売ジャイアンツ
-登録-
26 髙橋優貴/投手
40 古川侑利/投手
52 北村拓己/内野手
=抹消=
58 宮國椋丞/投手
95 堀岡隼人/投手
98 ウレーニャ/外野手
■ 広島東洋カープ
-登録-
58 藤井黎來/投手
38 宇草孔基/外野手
■ 東京ヤクルトスワローズ
-登録-
69 今野龍太/投手