ロッテの高部瑛斗[撮影日=2020年2月6日]

 高部は6日のオリックス戦で、『1番・レフト』でプロ初出場を果たした。

 「しっかり率を残せてヒット数も稼げるようなリードオフマンになれるように頑張りたい。チャンスが作れて、どんどん試合を動かせるような選手になっていきたい」。

 昨年12月の新入団会見で話していたロッテの高部。ファームでは高卒2年目の藤原恭大が1番を務め、高部は3番や5番を中心に出場し、1度もファームでは1番で打つ機会がなかった。

 東都二部で歴代最多の通算129安打を放った打撃で、存在感を示した、ファームで9月8日の楽天から6試合連続でマルチ安打をマークするなど、9月は17試合中11試合で複数安打を記録。月間打率は.431(65-28)をマークした。ファームの打率も規定打席に到達していないが打率.368、3日の楽天戦で3安打、4日の楽天戦でも2安打と好調を維持していた。

 マーティン、荻野貴司、福田秀平、角中勝也、清田育宏、菅野剛士、和田康士朗、加藤翔平、岡大海など外野の層が厚く、ファームで結果を残しながらも、一軍昇格が訪れなかった。

 ロッテは同日、選手7人とコーチ、スタッフの3名新型コロナウイルスの陽性判定を受け、すでに陽性判定を受けていた岩下大輝の濃厚接触者の東妻勇輔、小野郁、和田康士朗、山本大貴の4名が特定されたことを発表した。

 これを受けて代替指名選手として昇格を果たした。試合前の練習では、レフトで打球捕を行い、打撃練習ではレフト、センター、ライトと広角に打ち分けた。守備練習、打撃練習、走塁練習が終わった後、バントマシンでバント練習を入念に行っていた。

 「スタメンはアップの時に知りました。思ったよりは緊張はしませんでしたが守備に就いた時に緊張感を覚えました」。

 『1番・レフト』で先発出場した高部は、球界を代表する山本由伸に対し、初回の第1打席は152キロのストレートを前に見逃し三振、第2打席が遊ゴロ、第3打席が見逃し三振。9回の第4打席は守護神・ディクソンのチェンジアップに空振り三振で、4打数0安打3三振だった。

 「今日はヒットが出ませんでしたけどいいピッチャーと対戦出来た事をプラスに捉えて、今日の結果をしっかりと受け止めて次はしっかりと打てるようにしたいです」と気持ちを切り替えた。

 ファームでも公式戦初安打は12打席目だった。この日は無安打に終わったが、出場2戦目以降にプロ初安打を期待したい。

文=岩下雄太

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