オリの若きエースは初受賞
プロ野球セ・パ両リーグは7日、9月度の『大樹生命月間MVP賞』受賞選手を発表した。
パ・リーグは、月間4勝に防御率0.73という圧巻の投球を見せた山本由伸(オリックス)が嬉しい初受賞。打者部門では月間10本塁打の大暴れを見せた浅村栄斗(楽天)が4年ぶり4度目の受賞を果たした。
一方のセ・リーグは、5試合の登板で4完投・3完封という活躍を見せた大野雄大(中日)が選出。打者部門では月間安打の球団新記録を作った梶谷隆幸(DeNA)に決まり、ともに5年ぶりの月間MVP受賞となった。
【パ・投手】山本由伸(オリックス) ☆初受賞
【パ・打者】浅村栄斗(楽天) ☆4度目
【セ・投手】大野雄大(中日) ☆2度目
【セ・打者】梶谷隆幸(DeNA) ☆2度目
パ・リーグ
▼ 投手部門
山本由伸(オリックス)【初受賞】
<成績>
5試合(37.0回) 4勝1敗 防御率0.73 奪三振46 自責点 3
☆ 9月は5試合に登板してリーグトップの4勝・防御率0.73を記録。
☆ 登板した全試合で7回以上を投げて自責点2以下と安定した投球を披露。
☆ プロ4年目でうれしい初受賞となった。
▼ 打者部門
浅村栄斗(楽天)【4度目】
<成績>
26試合 打率.271 安打26 本塁打10 打点21 長打率.615
☆ 全26試合に出場してリーグトップの10本塁打・21打点(トップタイ)・長打率.615をマーク。
☆ 月間10本塁打は、球団では19年5月のブラッシュ(10本)以来5人目、日本人では07年5月の山﨑武司(12本)以来2人目。
☆ 2016年の8月度以来、自身4度目の月間MVP受賞となった。
セ・リーグ
▼ 投手部門
大野雄大(中日)【2度目】
<成績>
5試合(40.0回) 3勝2敗 防御率1.35 奪三振42 自責点6 ☆完封3
☆ 先発として月間3勝をマーク、そのすべてが完封勝利という快投。
☆ 投球回数と奪三振数はリーグトップ。防御率もリーグ2位。
☆ 2015年の5月度以来、自身5年ぶり2度目の月間MVP受賞となった。
▼ 打者部門
梶谷隆幸(DeNA)【2度目】
<成績>
27試合 打率.378 安打42 本塁打5 打点14 盗塁7
☆ 全27試合に出場してリーグトップの打率.378・42安打・7盗塁を記録。
☆ 月間42安打はパチョレック(1990/8)・佐伯貴弘(1996/5)の記録を抜く球団新記録。
☆ 2015年の3・4月度以来、こちらも5年ぶり2度目の月間MVP受賞となった。