キャリアワーストのシーズンに…
日本野球機構(NPB)は8日、一軍出場選手登録を公示。DeNAは通算169セーブを誇る山﨑康晃を今季初めて抹消した。
山﨑は帝京高から亜細亜大を経て2014年のドラフト1位で入団し、今季でプロ6年目。ルーキーイヤーから9回のマウンドを託され、2018年・2019年と2年連続の最多セーブ。鋭く落ちる魔球“亜大ツーシーム”を武器に球界屈指のクローザーに昇りつめ、昨秋のプレミア12では日本代表のクローザーとして胴上げ投手にもなっていた。
しかし、年が明けた今季はシーズン序盤から不安定な投球が続き、7月下旬には「抑え」の座を三嶋一輝に明け渡した。
守護神陥落後も抹消されることなく一軍のマウンドに上がり続けたものの、状態が上向くことはなく、10月7日終了時点で39試合に登板し、0勝3敗、6セーブ、8ホールドの成績。防御率5.84はキャリアワーストで、奪三振率も過去最低の7.54。
今季残り25試合となったところで、今季初めて一軍登録を抹消され、復活を目指すことになった。
その他の公示情報は以下の通り。この日抹消された選手の再登録は「10月18(日)」以後となる。
10月8日の一軍登録・抹消
■ 北海道日本ハムファイターズ
-登録-
27 ニック・マルティネス/投手
■ オリックス・バファローズ
=抹消=
27 アンドリュー・アルバース/投手
64 廣澤伸哉/内野手
00 西浦颯大/外野手
■ 読売ジャイアンツ
-登録-
88 ヘラルド・パーラ/外野手
=抹消=
28 田口麗斗/投手
■ 横浜DeNAベイスターズ
=抹消=
19 山﨑康晃/投手
■ 阪神タイガース
-登録-
20 中田賢一/投手
92 伊藤和雄/投手
=抹消=
48 齋藤友貴哉/投手
93 石井将希/投手
■ 中日ドラゴンズ
=抹消=
31 渡辺 勝/外野手
■ 東京ヤクルトスワローズ
=抹消=
63 井野 卓/捕手