4月に首都高・山手トンネル内で大幅な速度超過
西武は8日、今年4月に首都高速道路中央環状線山手トンネル内を法定の最高速度を大幅に超過する速度で走行したことから8月に起訴されていた佐藤龍世選手(23)の判決と、それを受けての処分について発表した。
8日に東京地方裁判所から言い渡された判決は「懲役3月、執行猶予2年」──。
佐藤にはこの件が発覚してから「無期限の対外試合出場禁止及びユニフォームの着用禁止」という処分が下されていたが、この判決を受けて、球団はこの処分を当面の間、継続していくことをあわせて発表している。
佐藤は北海高から富士大を経て、2018年のドラフト7位で西武に入団した2年目の内野手。ルーキーイヤーから開幕一軍入りを果たし、リーグ連覇を果たすチームの中で52試合に出場を果たすなど、将来の中軸候補として注目を集めていた。
今季も正三塁手・中村剛也の離脱などもあって、本来であれば昨季以上の出場、レギュラー奪取にも期待がかかるところだったが、当然ながらここまで一軍戦の出場はなし。
佐藤は球団を通じ、「この度の違反行為は、自らの甘さが招いたことであり、多くの方の信頼と期待を裏切ることとなり、深く反省しております」とコメント。
つづけて、「自分が今後できることは、支えてくださっている関係の方々や期待してくださっている多くのライオンズファンの皆さまに対し、グラウンドで結果を残すことだと考えております。その日に向けて、精一杯、練習に励みたいと思います」と、今後について語った。
佐藤龍世・コメント
この度の違反行為は、
自らの甘さが招いたことであり、
多くの方の信頼と期待を
裏切ることとなり、
深く反省しております。
本日の判決については、
大変重く受け止めており、
二度とこのようなことを
起こさないよう
十分に注意いたします。
自分が今後できることは、
支えてくださっている
関係者の方々や
期待してくださっている
多くのライオンズファンの
皆さまに対し、
グラウンドで
結果を残すことだと
考えております。
その日に向けて、
精一杯、
練習に励みたいと思います。
この度は大変申し訳ございませんでした。