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読売ジャイアンツ

野村弘樹氏、首位・巨人は「余力を残して勝ってきている」

巨人・原監督=ほっともっと神戸(C) Kyodo News

◆ 8回に5点を失うも

 巨人は終盤に2点差に迫られたが、9-7で勝利し、優勝マジックを1つ減らして「14」とした。

 巨人は4回までに9点を奪い、4回終了時点で9-1と大量リードする展開。しかし、2-9の8回に2番手・大江竜聖がオースティンに2ランを浴びると、後を受けて登板した鍵谷陽平もロペスに2ランを食らう。さらに代わった高梨雄平が中井大介に適時打を打てれ、2点差に迫られる。9-7の9回は守護神・デラロサが走者を出しながらも無失点に抑え、なんとか逃げ切った。

 8日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-DeNA戦』で解説を務めた野村弘樹氏は「大江が2アウトをとったんですけど、ホームランを打たれて、鍵谷も同じようにというのは計算していなかったと思います。結局8回は3人継ぎ込みましたからね」と振り返った。

◆ 主力を交代

 試合終盤に2点差に迫られたが、巨人は4回終了時点で9-1とリードを広げたこともあり、スタメンで出場した中島宏之を4回に適時打を放った後に代走を送り、丸佳浩を5回の守備からベンチに下がった。

 試合中に野村氏は「チーム全体で言わせてもらうと連戦が続いていたじゃないですか。今も最低でも6連戦があるなかで、これだけ得点があると主力を休めることができる。余力を残して勝ってきている。(2試合連続でスタメンを外れた)坂本勇人も無理をさせないというところで、若い選手は経験ができる」と話した。

 結局リリーフ陣は4人投入するも、中川皓太を温存させ、野手では坂本、大城卓三を使わずに勝利した。試合後にも、野村氏は「ジャイアンツに関しては、勝っていくことだけなんですよね。そんななかで選手を途中で代えながら、余力を残して勝ってこれている。チーム全体で考えるといいですよね」と戦いぶりを評価した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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