【ナ・リーグ地区シリーズ第3戦】
○ ドジャース　12 － 3　パドレス ●
＜現地10月8日　グローブ・ライフ・フィールド＞

　ドジャース（西地区優勝）とパドレス（同地区2位）による地区シリーズ（3戦先勝・最大5試合制）第3戦が現地時間8日（日本時間9日）に行われ、ドジャースが12－3で快勝。3連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。


　レギュラーシーズンの60試合を43勝17敗、今季メジャー最高の勝率.717を叩き出したドジャース。このポストシーズンもワイルドカードシリーズから負けなしの4連勝で第3戦を迎える。

　この日も2回、内野ゴロの間に得点を挙げて先制に成功。直後に逆転を許すも、1－2となった3回に打線が爆発。すぐさま同点に追いつき、好調ジャスティン・ターナーの適時打で勝ち越し。二死となるも、A.J.ポラックの適時打にジョク・ピダーソンの2点適時打まで飛び出し、一挙5得点。6－2と一気にリードを広げた。


　その後も4回・5回に1点ずつ加え、9回にも相手の四球・死球でもらったチャンスをモノにして4得点。終わってみれば14安打・12得点の大勝でパドレスをスイープ。ポストシーズン5連勝で2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズを決めた。

　8年連続の地区優勝など、近年は安定した強さを見せながら、ワールドチャンピオンは1988年が最後。今年こそ世界の頂点へ…。ドジャースがまた一歩、栄冠に向けて前進した。