両リーグの外野手が受賞
日本プロ野球機構(NPB)は9日、プロ野球・9月の「スカパー!ファーム月間MVP賞(スカパーファームMVP)」を発表した。受賞した選手は以下の通り。
【イースタン・リーグ】
9月は出場17試合でリーグトップの28安打を放ち、9試合連続ヒットを含むマルチ安打を11度も記録。さらにリーグトップの打率.431を残し、リーグ2位タイの5盗塁と活躍。主にクリーンアップを任されている入団1年目のルーキーは、チームを襲ったコロナ禍の影響もあり、今月6日に代替選手として一軍昇格を射止めると、同日には「1番・左翼」でスタメン出場を果たした。
【ウエスタン・リーグ】
▼ 渡辺勝(中日/外野手・5年目)
成績:14試合 打率.488(43打数21安打)打点8 盗塁6 出塁率.551
9月は主に1番打者として出場し、リーグトップの打率.488、出塁率.551を記録。8試合で複数安打を放ち、6盗塁と、リードオフマンとしての役割を十二分に果たした。チームも月間の勝率が「.733」を誇るなど、育成から這い上がった大卒5年目が好調だったチームをけん引する働きを見せた。
なお、受賞選手には両リーグから記念品と、スカパーJSAT株式会社から賞金5万円が贈られる。