嶋に続いて捕手の戦線復帰
ヤクルトは9日、中村悠平選手(30)を一軍登録した。
福井商高から2008年のドラフト3位で入団した12年目の捕手。2015年にはベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞したツバメの扇の要で、昨季は126試合の出場で打率.269、出塁率は.373を記録するなど、攻守に存在感を発揮していた。
ところが、今季は開幕直前に腰痛で離脱を強いられ、ようやく一軍復帰が叶ったかと思いきや、今度はクロスプレーで負傷。9月10日に登録を抹消となり、今季は12試合の出場で打率.139という成績になっている。
ヤクルトは中村に加え、開幕マスクを被った嶋基宏も故障で欠くという苦しい捕手事情だったが、2人が不在の間は西田明央が奮闘。自己最多に迫る6本塁打をマークするなど、夏場のチームを支えてきた。
そこに経験豊富な2人が復帰。ようやく陣容が揃ったツバメの捕手陣、今後の起用法に注目だ。
その他、9日の公示情報は以下の通り。
10月9日の出場選手登録・登録抹消
■ 千葉ロッテマリーンズ
-登録-
65 古谷拓郎/投手
※「特例2020」の代替指名選手。
■ オリックス・バファローズ
-登録-
6 宗 佑磨/外野手
56 松井佑介/外野手
■ 読売ジャイアンツ
=抹消=
41 中川皓太/投手
■ 横浜DeNAベイスターズ
=抹消=
35 三上朋也/投手
■ 東京ヤクルトスワローズ
-登録-
52 中村悠平/捕手