今季は2戦2敗の防御率10.57
10月戦線に突入したプロ野球・2020年シーズン。残り試合も徐々に少なくなってきた中、大きな注目を集めているのがパ・リーグの優勝争いだ。
金曜に幕を開けたソフトバンクとロッテの首位攻防戦。初戦はロッテが接戦を制し、両チームのゲーム差は「0」。引き分け数の関係から、勝率1厘の差でソフトバンクが首位を守っているものの、ロッテは今にもその座を奪い取ろうかという勢いで鷹を追い詰めている。
ロッテとしては連勝で一気の奪首といきたいところ。重要な第2戦の先発を任されるのが、左腕の中村稔弥だ。
清峰高から亜細亜大を経て、2018年のドラフト5位で入団した2年目の選手。ルーキーイヤーから主に中継ぎとして10試合に登板すると、今季はシーズン途中から先発ローテーションに定着。ここまで13試合の登板で2勝4敗、防御率4.79という奮闘を見せている。
しかし、今季ソフトバンク相手には2試合の登板で0勝2敗、防御率10.57と分が悪い。8月23日の初対戦は5回4失点で敗戦投手となり、リベンジを目指した9月26日の試合は3回途中6失点(自責は5)でKOされてしまった。
あすは首位浮上がかかる重要なマウンド。ここで“3度目の正直”、鷹相手にリベンジの勝利を挙げることができるだろうか。
10月10日(土)の予告先発
【パ・リーグ】
日本ハム(有原航平)- オリックス(山岡泰輔)
<札幌ドーム 14時00分>
楽天(石橋良太)- 西武(榎田大樹)
<楽天生命パーク 14時00分>
ソフトバンク(東浜巨)- ロッテ(中村稔弥)
<PayPayドーム 14時00分>
【セ・リーグ】
中日(ヤリエル・ロドリゲス)- 巨人(畠世周)
<ナゴヤドーム 14時00分>
阪神(ジョー・ガンケル)- DeNA(濱口遥大)
<甲子園 14時00分>
広島(森下暢仁)- ヤクルト(アルバート・スアレス)
<マツダスタジアム 18時00分>