虎の有望株、出場すれば23年ぶり
日本野球機構(NPB)は14日、一軍出場選手登録を公示。阪神の高卒ルーキー・井上広大がプロ初昇格を果たした。
履正社高からドラフト2位でプロ入りした大砲候補は、ここまでファーム61試合に出場し、打率.220、8本塁打、32打点の成績。出場した全試合で「4番」に座り、本塁打と打点ではウエスタン・リーグのトップを走ってきた。
阪神の高卒新人野手が1年目で一軍出場・初安打となれば、ともに1997年の濱中治氏(1997~2011年引退)以来23年ぶりとなる。一軍の舞台でも思い切りいいスイングで快音を響かせることはできるか、虎の有望株に注目だ。
また、パ・リーグでは9年ぶりに日本球界に帰ってきたロッテのチェン・ウェインが初昇格。18時開始予定の楽天戦(ZOZOマリン)で加入後初登板・初先発に臨む。
その他の公示情報は以下の通り。「特例2020」の代替指名選手として昇格していたロッテ・成田翔を除き、この日抹消された選手の再登録は「10月24日」以後となる。
10月14日の一軍登録・抹消
■ 千葉ロッテマリーンズ
-登録-
58 チェン・ウェイン/投手
=抹消=
41 成田 翔/投手
※ロッテは代替指名選手を成田からチェン・ウェインに変更。この日抹消された成田は、代替指名選手との変更に限り、10日間を経ずに再登録可能。
■ オリックス・バファローズ
-登録-
11 山﨑福也/投手
0 勝俣翔貴/内野手
=抹消=
99 杉本裕太郎/外野手
■ 阪神タイガース
-登録-
33 糸原健斗/内野手
32 井上広大/外野手
=抹消=
29 髙橋遥人/投手
2 北條史也/内野手
9 髙山 俊/外野手