ニュース 2020.10.15. 12:55

アストロズ、崖っぷち4戦目で初勝利 筒香は4の1、PS初安打も最後の打者に

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5回に特大の左越え2ランを放ったアストロズのスプリンガー(背番号4)
【ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦】
○ アストロズ 4 - 3 レイズ ●
<現地時間10月14日 ペトコ・パーク>

 レイズ(東地区優勝)とアストロズ(西地区2位)によるア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦が14日(日本時間15日)に行われ、3連敗であとがないアストロズが勝利し対戦成績を1勝3敗とした。レイズの筒香嘉智外野手(28)は「8番・指名打者」で同シリーズ初スタメン。7回の第3打席に投手強襲の内野安打を放ち、待望のポストシーズン初安打を記録した。

 アストロズは初回、この試合3番に入ったアルトゥーベが、今季のポストシーズン5本塁打目となる左越えソロを放ち先制。3回にもアルトゥーベが、右越えの適時二塁打を放ち2点目を加えた。同点に追いつかれたあとの5回は、1番・スプリンガーが超特大2ランを左翼席最上段へ。4-2と再び2点リードを奪った。

 投げては先発のベテラン右腕・グリンキーが6回5安打2失点の好投。7回以降は2番手・ハビエルが9回途中まで力投し、最後は抑えのプレスリーが締めた。

 レイズは2点を追う4回、3番・アロサレーナのポストシーズン5本塁打目となる2ランで同点に追いつくも、先発のグラスノーが6回4失点で負け投手。ポストシーズン6試合ぶりの先発となった筒香は、3回の第1打席が遊ゴロ併殺、5回の第2打席は二ゴロに倒れ、7回の第3打席で投手強襲の内野安打を放ち、通算11打席目でポストシーズン初安打を記録した。

 9回は1点差に迫り、なおも二死二塁の好機で相手守護神・プレスリーと対戦。初球が暴投となり、二死三塁となったあとの5球目スライダーを打ったが、いい角度で上がった飛球は深めに守っていた右翼手の正面で最後の打者となった。筒香は4打数1安打。ポストシーズン通算は12打数1安打で打率は.083となった。

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