Withコロナの次なるステップへ…
DeNAは15日、横浜スタジアムにて30日(金)から予定されている阪神3連戦を対象に、観客数の上限を80%を目安に緩和して試合を開催すると発表した。
今回の取り組みは、今後の大規模イベント開催ガイドライン策定に向けた技術実証の一環として、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室と協議した上で実施されるもの。観客動員の上限を緩和したうえで得られるデータを、今後の大規模イベントガイドライン策定の参考にする狙いがあるという。
また、今回の技術実証には、実際に観戦するファンの協力が不可欠となることから、通常の価格から最大35%の割引価格でチケットを発売することも決定。チケット販売に関する詳細などについては、球団公式 HPにて改めて発表される。
技術実証の内容について
▼ 球場内着席時における感染リスクの検証
・スーパーコンピューター富岳等の活用における飛沫影響の検証
・高精細カメラ撮影画像を活用したマスク着用率の把握(協力:日本電気株式会社)
▼ 試合前後、球場周辺での人流発生における感染リスクの検証
・神奈川県で導入している「LINE コロナお知らせシステム」を活用した行動把握・感染者が発生した場合の通知(協力:神奈川県、LINE 株式会社)
・LINE Beacon を活用したトイレ等の混雑度計測(協力:LINE 株式会社)
・高精細カメラ撮影画像を活用したコンコース(トイレ周辺や飲食店舗前)における人流把握(協力:日本電気株式会社)
・バックスクリーンや場内アナウンスなどの告知を実施したうえでの、規制退場の実効性の検証
▼ 感染者発生時の感染拡大を防止する包括的対策の構築
・新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」インストール促進のインセンティブ付与とその効果検証
・新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」インストール率の把握(協力:株式会社ディー・エヌ・エー)