2020.10.19 18:00 | ||||
阪神タイガース | 1 | 終了 | 1 | 東京ヤクルトスワローズ |
甲子園 |
日本人歴代2位の球速
阪神の藤浪晋太郎投手が19日に甲子園で行われたヤクルト戦に救援登板し、三者連続三振の快投を披露。162キロの直球で空振りを奪う場面もあり観客をどよめかせたが、打線がヤクルト投手陣を攻略できず、試合は1-1の引き分けに終わった。
藤浪は1-1の同点で迎えた7回に3番手で登板。この回先頭の中村悠平を159キロの直球で空振り三振に仕留め、続く西浦直亨はカットボールで空振り三振に。そして迎えた代打・松本友の2球目に投じた直球が162キロを計測。高め目に投じた伸びのあるボールに松本のバットは空を切り、そのまま追い込むとフォークで三振を奪うパーフェクトリリーフで流れを引き寄せた。
この試合で計測した162キロは球団最速で、日本人選手としては、エンゼルスの大谷翔平が日本ハム時代の2016年に記録した165キロに次ぐ数字。この日の快投で連続無失点試合数を「7」に伸ばすなど、抜群の安定感を誇っている。