レイズが勝てば初、ドジャース勝利なら32年ぶり
ア・リーグ王者のレイズとナ・リーグ王者のドジャースが対戦するワールドシリーズ(4戦先勝・最大7試合制)が現地時間20日(日本時間21日)、テキサス州アーリントンのグローブ・ライフ・フィールドで開幕する。
レイズはコロナ禍により60試合に短縮されたレギュラーシーズンで、リーグ最高勝率.667(40勝20敗)を記録。ポストシーズンではブルージェイズとのワイルドカードシリーズを2連勝、ヤンキースとの地区シリーズは3勝2敗、そしてアストロズとのリーグ優勝決定シリーズを4勝3敗で突破し、12年ぶりとなるワールドシリーズ進出を決めた。
ドジャースはレギュラーシーズンでメジャー全体でトップの勝率.717(43勝17敗)を記録。ポストシーズンではブリュワーズとのワイルドカードシリーズを2連勝、パドレスとの地区シリーズも3連勝で突破し、ブレーブスとの優勝決定シリーズを4勝3敗で制し2年ぶりとなるワールドシリーズ進出を決めた。
最高勝率チーム同士がワールドシリーズで対戦するのは、レッドソックスがカージナルスを下した2013年以来、7年ぶり。レイズが勝てば1998年の球団創設以来初、ドジャースが勝てば1988年以来、32年ぶりの世界一となる。
第1戦の先発投手が発表され、レイズは今季のポストシーズンで2勝1敗、防御率4.66を記録している右腕のグラスノー。ドジャースは同2勝1敗、防御率3.32の左腕・カーショーが先陣を切る。