今季初の9連勝でリーグ制覇へ邁進
投打が噛み合った首位のソフトバンクが敵地で大勝。今季初、工藤監督就任後最長タイとなる9連勝で、リーグ制覇にまた一歩近づいた。
ソフトバンクは先発の笠谷が自身最長となる6回を無失点に抑える好投で試合を作ると、打線も日本ハムの上沢を攻略。3回にグラシアルの適時二塁打で2点を先制すると、5回には松田の3ランなどで5点を奪って試合を決定づけた。その後も着実に加点し、16安打11得点で快勝し、貯金を今季最多の「22」とした。
同日の試合では2位のロッテが西武相手に粘りを見せながら、同点に追いついた直後の9回裏に二塁手・西巻と右翼手・マーティンの交錯による落球(※記録は右翼手の失策)によってサヨナラ負けを喫し、首位・ソフトバンクと2位・ロッテのゲーム差は「6.5」に拡大した。
その結果、21日の試合でソフトバンクが勝利(☆)を収め、ロッテが引き分け以下の結果(△★)に終わるか、ソフトバンクが引き分けた場合(△)でも、ロッテが敗戦(★)を喫すれば、14試合を残してソフトバンクに優勝マジック「8」が点灯する。
▼ 優勝マジック点灯のパターン
・ソフトバンク:☆ ⇒ ロッテ:△or★
・ソフトバンク:△ ⇒ ロッテ:★
※☆=勝利/★=敗戦/△=引き分け