レイズとドジャースの“最高勝率”決戦
ア・リーグ王者レイズとナ・リーグ王者ドジャースによるワールドシリーズ(4戦先勝・最大7試合制)が現地時間20日(日本時間21日)に開幕し、第1戦は32年ぶりの世界一を目指すドジャースが4回に2点を先制した。
序盤はレイズ先発・グラスノー、ドジャース先発・カーショーによる投げ合い。均衡が破れたのは4回裏、ドジャースは先頭の4番・マンシーが四球で歩くと、一死後、6番・ベリンジャーが今ポストシーズン4本塁打目となる2ランを右中間へ運んだ。
カーショーは4回まで6奪三振含む1安打無失点だったが、先制してもらった直後の5回、二死からソロ被弾。ドジャースは前半5回を1点リードで折り返した。
コロナ禍により60試合に短縮された今季のレギュラーシーズン。レイズはア・リーグ最高の勝率.667(40勝20敗)を記録し、ドジャースはメジャー全体でトップの勝率.717(43勝17敗)をマーク。最高勝率チーム同士がワールドシリーズで対戦するのは、レッドソックスがカージナルスを4勝2敗で下した2013年以来、7年ぶり。レイズが勝てば1998年の球団創設以来初、ドジャースが勝てば1988年以来、32年ぶりの世界一となる。