5回、この試合2本目の本塁打を放ったレイズのロウ(右)

【ワールドシリーズ第2戦】
● ドジャース 4 - 6 レイズ ○
<現地時間10月21日 グローブ・ライフ・フィールド>

 ア・リーグ王者レイズとナ・リーグ王者ドジャースによるワールドシリーズ第2戦(WS/4戦先勝・最大7試合制)が21日(日本時間22日)に行われ、レイズが今シリーズ初勝利を挙げて1勝1敗のタイに持ち込んだ。ベンチスタートだったレイズの筒香嘉智外野手(28)は最後まで出番なし。WS初出場は第3戦以降に持ち越しとなった。

 レイズは初回、この試合前までポストシーズン打率.107と不振に喘いでいた2番・ロウの左中間ソロで先制すると、3-0とリードを広げて迎えた5回にもロウが左翼フェンス上部で弾む2ラン。苦しんでいた男の2発で試合を優勢に運んだ。

 レイズ先発のスネルは4回までノーヒットピッチングも、5回二死から四球を許し、9番・テイラーにこの試合初安打となる2ランを被弾。さらに一二塁とピンチを招き降板したが、2番手・アンダーソンが見事な火消しを見せて追撃を阻止。直後の6回、先頭の4番チェ・ジマンから連打で好機を作り、6番・ウェンドルの犠飛で再びリードを広げた。

 6回以降はイニングをまたいだアンダーソンがスミスに左越えソロ、同じくイニング跨ぎのフェアバンクスがシーガーにソロを浴び、一発攻勢で2点差まで詰め寄られたが、鋭い当たりが野手の正面を突くなど、運も味方にリードを死守。最終回は8回から登板していた左腕・ルーク、右腕・カスティーヨと細かく繋いで、球団として12年ぶりのWS通算2勝目を掴んだ。

 ドジャースはブルペンデーで挑むも、先発のゴンソリン、3番手・ゴンサレス、4番手・メイ、5番手・ケリーと投入する投手陣が失点を重ね敗戦。打線は3本塁打で4得点を挙げたものの、計5安打と繋がりを欠いた。

 なお、あす22日(日本時間23日)は休養日となり、WS第3戦は23日20時08分(日本時間24日9時08分)からレイズが後攻にまわって行われる。

この記事を書いたのは

藤田皓己

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