10月25日に神宮で引退試合へ
ヤクルトの五十嵐亮太投手(40)が22日、戸田球場で行われたファーム巨人戦に救援登板。今季限りでの現役引退を表明してから初めての公式戦登板は、1イニングを1奪三振含む三者凡退の内容だった。
逆転した直後の7回、池山二軍監督から直々にボールを受け取ると、先頭の6番・モタを2球で捕飛に打ち取り、小野寺投手コーチのマウンド訪問を挟んで、戸根を左飛、加藤脩を空三振で三者凡退。最速145キロのストレートに変化球も交えながら8球を投じ、味方ベンチ総出の出迎えに応じながらベンチへ下がった。
10月25日には一軍中日戦(神宮)にて引退試合が予定されているが、この日の試合後にもセレモニーを実施。巨人ナインにも見守られながら、ドラフト1位ルーキー・奥川恭伸から花束を受け取ると、ファームでともに戦ってきた仲間たちに囲まれマウンド横へ。笑顔で3度宙に舞った。