ツバメの未来を担う高卒内野手に注目
ヤクルトは23日、高卒ルーキーの長岡秀樹選手(19)と武岡龍世選手(19)を一軍登録した。
長岡は八千代松陰高から1年前のドラフト5位で入団。サイズ的にはやや小柄ながら攻守に野球センスが光る内野手として注目を集め、ルーキーイヤーからファームで70試合に出場。打率.223、2本塁打、26打点という成績を残し、この最終盤で一軍昇格を勝ち取った。
武岡は八戸学院光星高からドラフト6位で入団。こちらは名門校の主力として甲子園にも3期連続で出場するなど、アマチュア時代からその名を轟かせていた右投左打の内野手。ルーキーイヤーから一軍デビューも果たすと、8月12日の巨人戦では、代打で迎えたプロ初打席であの菅野智之から内野安打をマーク。今季の打率は10割となっている。
ツバメの未来を担う期待の内野手は、このチャンスで自らの名前をアピールすることができるか。2人の出番に注目だ。
また、3年目の期待株・塩見泰隆選手(27)もこのタイミングで合わせて一軍に昇格している。
もう二軍ではやることなし、と誰もがその能力を認めるところではありながら、故障や不運が重なってなかなか一軍定着ができない背番号9。
今季の一軍登録は開幕直前の6月18日、7月29日、9月1日に続いて通算4度目。今度こそチャンスをモノにし、一軍のままシーズン終了まで走り抜くことができるか。そして、その中で自身の存在感をアピールすることができるか。こちらも目が離せない。
その他、23日の公示情報は以下の通り。
10月23日の出場選手登録・登録抹消
■ 東北楽天ゴールデンイーグルス
-登録-
31 福井優也/投手
■ 千葉ロッテマリーンズ
-登録-
37 小野 郁/投手
=抹消=
62 永野将司/投手
■ オリックス・バファローズ
-登録-
44 頓宮裕真/捕手
=抹消=
33 松井雅人/捕手
■ 阪神タイガース
-登録-
18 馬場皐輔/投手
=抹消=
21 岩田 稔/投手
■ 中日ドラゴンズ
-登録-
55 福田永将/内野手
■ 東京ヤクルトスワローズ
-登録-
58 長岡秀樹/内野手
60 武岡龍世/内野手
9 塩見泰隆/外野手
=抹消=
28 吉田大喜/投手
93 松本 友/内野手
8 中山翔太/外野手