スカウト会議に中嶋聡監督代行を招へい
オリックスは23日、大阪市内の球団事務所で、スカウト会議を実施。今回は中嶋聡監督代行を入れて「上位候補のビデオを7~8人ずつ見た」ことを明かした。
福良GMは、中嶋監督代行を入れた理由について「今までこっちがやってる説明と代行はどう考えてるか。現場の声を聞いた」と説明。会議に出席した中嶋監督代行から特にリクエストはなかったという。
ドラフトでの指名人数に関しては「わからない。2巡目以降の折り合いもあるので」としながらも、「全部欲しい。ピッチャーもキャッチャーも野手も。上から良いのを獲りますよ」と、他球団の動向を見ながら積極的に獲得していく方針だ。
育成選手に関しては「獲ります。他所との折り合いがあるので、たくさん獲るところもあるみたいだし、臨機応変にいくしかない」と述べ、柔軟に対応していく意向を示した。
オリックスはすでに、佐藤輝明三塁手(近大)の1位指名を明言しているため、その佐藤について尋ねられると、「変わったらすみません」と報道陣から笑いをとりつつ、力強く「公表どおりいきます!」とあらためて明言。抽選になった際のクジ引きに関しては「当日決めます。GM、監督代行、牧田スカウトの中から1人」と語り、3人の候補者をあげた。
気になる監督人事に関しては、「やることが多過ぎて頭が回らない。どのタイミングでやればいいんですかね? 教えてください(笑)」とはぐらかし、再び中嶋監督代行を会議に入れた理由を問われると、「代行以外に現場から誰を入れるの?」と返答。監督人事とは関係ないことを強調した。
文=どら増田