WHIPはメジャー全体1位の0.75!
ツインズの前田健太投手(32)が23日(日本時間24日)、地元記者の投票によって決まる球団の年間最優秀投手に選出された。
前田は昨オフ、ドジャースからトレードで加入。コロナ禍により60試合に短縮されたレギュラーシーズンで11試合に先発し、6勝1敗、防御率2.70の好成績を残した。1イニングあたり何人の走者を出したかを示す「WHIP」という指標では、メジャー全体で1位の0.75を記録。抜群の安定感でチームをア・リーグ中地区2連覇に導いた。
ポストシーズンでは開幕投手を託され、アストロズとのワイルドカードシリーズ第1戦で5回2安打無失点と力投。しかし、チームは同シリーズ2連敗で終戦となり、メジャーワースト記録を更新するポストシーズン18連敗となった。
最優秀選手賞は、指名打者で打率.303、16本塁打、33打点を記録したネルソン・クルーズ外野手。40歳の大ベテランは2年連続の受賞となった。