ニュース

オリックス・頓宮裕真がプロ初スタメンマスクで完封リード!「自分の色を出そうと」

無断転載禁止
オリックス・頓宮裕真
2020.10.25 13:00
オリックス・バファローズ 1 終了 10 千葉ロッテマリーンズ
京セラD大阪

指揮官も評価!今後の起用も


 オリックスの頓宮裕真が「6番・捕手」で先発し、10月7日以来の一軍マウンドとなったアルバースを好リード。自身のプロ初スタメンマスク試合を完封勝利で飾った。

 今季から捕手に再転向した頓宮は、7月に左脛骨の骨折のため戦線から離脱し、前日のロッテ戦前に今季初昇格。試合は、初回にオリックスがT-岡田の15号ソロで先手を奪う展開に。4回には、ロッテ先発の古谷が三者連続四球と2つの暴投で自滅し、1点を加えた。

 一方、オリックスの先発・アルバースは6回2/3を2安打、無失点に抑える好投。降板後には、「バックに助けられながらしっかりと投げられたと思う。頓宮はターゲットが広くて投げやすかった」と振り返り、新たな女房役にも賛辞を送った。

 その後、8回にはモヤの貴重な適時打でオリックスが3点差にすると、2番手以降の比嘉幹貴、山田修義、ディクソンが見事な完封リレー。プロ初スタメンマスクとなった頓宮は、緊張していたことを明かしつつ、その中でも「しっかり自分の色を出そうと思っていた」と語り、アルバースとのコンビについても「ファームで一度組んでいたので」と、特に問題なかったことを強調した。

 しかし、「盗塁を刺したかったんですけど、刺せなかった。次出る機会があれば配球もそうですけど、しっかり刺して、ワンバウンドも止めてリードしたい」と課題を挙げることも忘れない。持ち味である打撃については、「しっかりと打ちにいけている。チャンスで打てるように、やっていきたい」とコメント。この日は2安打を放ち、チーム唯一の複数安打となった。

 ケガに苦しんできた中での復帰ということもあり、「本当に歩けない状態だったので、いろんな人に支えてもらって感謝してます。来年に繋がるように経験を積ませてもらっているので、出たからには一生懸命やるだけです」と感謝の言葉を並べ、さらなる活躍を誓った。

 同じ捕手出身の中嶋聡監督代行は「キャッチャーで、プロ初先発、初完封は滅多にないこと。凄いと思う」と評価した上で、「変に力むことなく、しっかりと両サイドに投げて、そこに頓宮が応えてくれたというか、2人でいいゲームを作ってくれたと思う。ある程度はアルバースが引っ張ってくれるリードになるので、あいつがそこに応えたというのも良かった。(ピッチャーが)いつ(首を)振るか分からないので、自分らが考えてることと違うことが起きた時に、どう対処するのかというのが非常に難しくなってくる。そこで勝って完封したのは凄い。自信がついたんじゃないですかね」と、無失点に抑えたバッテリーを労った。

 また、報道陣からの「また先発マスクはあるのか?」という問いに対して、監督代行は「もちろん!」と即答。中嶋監督代行が就任してからは、若月健矢、伏見寅威、松井雅人が競争を繰り広げているオリックス捕手陣に、頓宮裕真という新たな名前が加わった。来季に向け、熾烈なポジション争いが今後も続いていくことになりそうだ。


文=どら増田
ツイート シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西