ローテ入り期待の即戦力右腕
プロ野球のドラフト会議が26日、東京都内で開かれ、広島がトヨタ自動車・栗林良吏投手(24)の交渉権を獲得した。
近畿大の大型野手・佐藤、早稲田大の本格派左腕・早川がそれぞれ4球団から1位指名される中、広島は栗林の単独指名に成功。昨年のドラフト1位で、ルーキーイヤーから輝きを放つ森下に続き、2年連続で即戦力右腕の1本釣りに成功した。
栗林は愛知黎明高、名城大を経てトヨタ自動車入り。名城大時代も3年時に大学日本代表に選ばれるなどドラフト候補に挙がったが、上位で指名されなかったため社会人の道に進んだ。昨年末、社会人選抜として参加したアジアウインターリーグ(台湾開催)では、日本、韓国、台湾のプロ選手相手に防御率0.63の好成績をマーク。完成度をより高め、2年越しのプロ入りを果たした。
▼ 栗林良吏(くりばやし・りょうじ)
<投手/愛知黎明高-名城大-トヨタ自動車>
身長/体重:177㎝/80Kg
投打:右投げ右打ち