メジャーで388試合登板も来シーズンは35歳
プロ野球のドラフト会議が26日、東京都内で開かれたが、メジャー通算388試合登板の実績を持ち、現在はBCリーグ・埼玉ヒートベアーズに所属する田澤純一投手(34)は指名されなかった。
田澤は2008年に日本のドラフトを拒否して米球界入り。レッドソックスで中継ぎとして頭角を現すと、2013年には上原浩治らとともにワールドシリーズ制覇に貢献した。その後、マーリンズ、エンゼルスなどでプレー。メジャー通算388試合登板で、21勝26敗4セーブ、防御率4.12の成績を残した。
今季もメジャーでのプレーを模索していたが、コロナ禍により米マイナーリーグが中止。その影響で7月に埼玉入りし、その後「ドラフト指名を拒否して海外球団と契約した選手は一定期間、NPB球団と契約できない」という、通称“田澤ルール”の撤廃が決まり、ドラフト指名が可能となっていた。