投打の大卒二枚看板に指名が集中
2020年度のプロ野球ドラフト会議が26日に都内で行われ、各球団の1位指名選手が出揃った。
4球団(オリックス、阪神、ソフトバンク、巨人)から1位指名を受けた佐藤輝明選手(近畿大/内野手)は、抽選の結果、2番目にくじを引いた阪神が交渉権を獲得。同じく4球団(ヤクルト、楽天、西武、ロッテ)が競合した早川隆久選手(早稲田大/投手)は、同じく2番目にくじを引いた楽天の石井一久GMが交渉権を引き当てた。
その他、中日が高橋宏斗選手(中京大中京高/投手)を、日本ハムが伊藤大海選手(苫小牧駒澤大/投手)を、公表通りの単独指名。その他、投手陣の整備が急務な広島は栗林良吏選手(トヨタ自動車/投手)を、先発陣に故障者が続出したDeNAは入江大生(明治大/投手)を一本釣りした。
2度目の入札では、ヤクルトとロッテが鈴木昭汰選手(法政大/投手)を指名して競合。抽選の末にロッテが指名権を獲得した。
▼ ドラフト1位指名一覧
【オ】佐藤輝明 ⇒ 山下舜平大(投/福岡大大濠高)
【ヤ】早川隆久 ⇒ 鈴木昭汰 ⇒ 木澤尚文(投/慶應義塾大)
【日】伊藤大海(投/苫小牧駒澤大)
【広】栗林良吏(投/トヨタ自動車)
【楽】早川隆久(投/早稲田大)
【De】入江大生(投/明治大)
【西】早川隆久⇒ 渡部健人(内/桐蔭横浜大)
【神】佐藤輝明(内/近畿大)
【ロ】早川隆久 ⇒ 鈴木昭汰(投/法政大)
【中】高橋宏斗(投/中京大中京高)
【ソ】佐藤輝明 ⇒ 井上朋也(内/花咲徳栄高)
【巨】佐藤輝明 ⇒ 平内龍太(投/亜細亜大)