西武には2013年から2017年まで在籍
楽天は29日、11月6日に本拠地・楽天生命パークで開催する西武戦(18時開始予定)を、今季限りで現役引退する渡辺直人内野手兼打撃コーチ(40)の「引退試合」にすると発表した。
渡辺は2006年の大学・社会人ドラフト5巡目で楽天に入団。1年目から正遊撃手に定着し、ルーキーイヤーの2007年から3年連続で100安打超えをマークした。2010年オフに金銭トレードで横浜DeNAに移籍し、2011年は自身初のオースターにも出場。2013年7月に今度は交換トレードで西武へ移籍し、2017年までプレーした。
2018年に楽天に復帰し、今季は打撃コーチを兼務。そして9月13日に現役引退会見を行い、「出場機会がなくなったこと。それが(引退の)一番の決め手。最後に楽天のユニフォームを着て引退するというのは自分の夢だった。今の自分があるのは、入団して若いときにいろんな経験をさせていただいたから。その恩は忘れないですし、いつか恩返ししたいという思いはずっと持っていた。楽天で引退できてよかった」と14年間のプロ生活を振り返った。
引退試合当日は、来場者全員に引退記念応援ボードがプレゼントされ、試合後には引退セレモニーが行われる予定。また、6日と翌7日の2日間、球場正面のイーグルスデッキで同選手のメモリアル写真展も開催される。
<渡辺直人・プロフィール>
守備位置:内野手投 打:右投右打
身長体重:173センチ・73キロ
生年月日:1980年10月15日(40歳)
経 歴:牛久高-城西大-三菱ふそう川崎-楽天(07年~10年)-横浜・DeNA(11年~13年途)-西武(13年途~17年)-楽天(18年~20年)
通算成績:1134試合、打率.259、7本塁打、229打点、115盗塁
※2020年10月28日時点