2020.10.29 18:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 4 | 終了 | 3 | 千葉ロッテマリーンズ |
PayPayドーム |
ヒットで出塁即盗塁
ソフトバンクのスピードスター・周東佑京選手が29日のロッテ戦で12試合連続での盗塁を成功させ、日本新記録を樹立した。
29日のロッテ戦に「1番・二塁」で先発出場した周東は初回、一二塁間を破る右前安打で出塁すると、ロッテバッテリーの警戒を受けるなか、2番・中村晃の打席で果敢にスタート。捕手・村田はウエスト気味に外して二塁へ送球したが、タッチをかいくぐった周東が二塁を陥れた。
周東は、福本豊氏が1971年と74年に残した11試合連続盗塁の日本記録を46年ぶりに更新。二塁塁上で新記録達成のボードを掲げてファンからの祝福を受けると、3番・柳田悠岐のライト前ヒットで一気にホームへと生還し、ベンチでもチームメイトからの祝福を受けた。
周東は球団を通じて「1打席目からヒットで出塁出来たので、思い切ってスタートを切りました。自分一人で達成出来る記録ではないので、後ろの打者の方々のおかげですし、感謝しています。先制点にも繋がってくれましたし、成功出来て良かったです」とコメント。自身が走るまでボールを見てくれた打者たちへの感謝も口にした。
自身の盗塁数も「48」に伸ばし、月間の盗塁数も「22」に。残り7試合で連続盗塁をどこまで更新していくのか、その快足に引き続き注目だ。