ニュース 2020.11.01. 19:25

鷹・内川がファーム最終戦であいさつ「ホークスのユニフォームを着るのは最後」

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1日、試合後のセレモニーで退団を明言したソフトバンク・内川聖一

「野球をやめるという決心がつかなかったというのが正直なところです」


 ソフトバンクの内川聖一選手(38)が1日、タマホームスタジアム筑後で行われたファームの今季最終戦に先発出場。試合後に今季限りでチームを退団することをファンの前で明言した。

 「3番・一塁」で先発出場した内川は、阪神のドラフト1位右腕・西純矢と3度対戦し、中直、遊ゴロ、四球で2打数ノーヒット。最終打席となった5回の第3打席は、制球が定まらない右腕のボールを4球見送り、ファンのため息のなか一塁へ。それでも代走がコールされると、スタンドからは大きな拍手が沸き起こり、最後は右手に持ったヘルメットで応えながらベンチへ退いた。


 試合後にはチームを代表してマイクの前に立ち、2020年のレギュラーシーズン終了を報告。続けて「個人的なことになりますが、きょうで僕は福岡ソフトバンクホークスのユニフォームを着るのは最後になります」と、今季限りで退団することを明言した。

 王貞治会長も見守るなか「王会長の方から、FA宣言をしたときに『そのままの君で来てくれればいい』と言っていただきまして、このユニフォームを着させていただきました」と涙をこらえながら語り、「まだまだ自分でやれるとか、まだまだ勝負したいという思いよりも、今年1打席も一軍でチャンスをもらえなかったということが、自分の中では“野球を辞める”という決心がつかなかった」と胸の内を明かした。

 来季以降は他球団での現役続行を目指しており、「ユニフォームは変わってしまうことになるとは思いますが、皆様の前で野球ができるようになればいいなと思っております」と詰めかけたファンへ語りかけ、「10年間、福岡ソフトバンクホークスにお世話になりました。本当にありがとうございました」と別れを告げた。

 試合後のスピーチ全文は以下の通り。


▼ 内川聖一選手・あいさつ全文

みなさん、今年も1年間、福岡ソフトバンクホークスに熱いご声援ありがとうございました。

新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れたり、無観客でシーズンが始まったり、普段とは違うシーズンになりましたが、こうやってファンの皆さんが入ってくれることがどれだけ選手の力になるのかということを感じさせていただいたシーズンでした。

皆さんのご声援のおかげで一軍はリーグ優勝を果たし、二軍はウエスタン・リーグ優勝をすることが出来ました。

これから一軍はクライマックスを突破して日本一を目指しますし、二軍はファーム日本選手権優勝を目指して頑張っていきたいと思っておりますので、今後とも熱い声援をよろしくお願いします。

個人的なことになりますが、今日で僕は福岡ソフトバンクホークスのユニフォームを着るのは最後になります。

王会長の方から、FA宣言をしたときに『そのままの君で来てくれればいい』と言っていただきまして、このユニフォームを着させていただきました。

僕の希望としては、地元九州の球団で最後を迎えたいという思い出やってきたたんですが、残念ながらそれもかなわない状況になってしまいましたので、まだまだ自分でやれるとか、まだまだ勝負したいという思いよりも、今年1打席も一軍でチャンスをもらえなかったということが、自分の中では、野球を辞めるという決心がつかなかったというのが正直なところです。

今日ノーヒットで終わりましたが、周りの方からはもう一打席行けよと言っていただいたんですけども、ヒットを打つ喜び、ファンの皆さんに喜んでもらえる喜びというのを、まだこれは続きがあるんだと自分で受け止めて、また来年、皆様の前で、ユニフォームは変わってしまうことになるとは思いますが、皆様の前で野球ができるようになればいいなと思っております。

個人的には10年間、福岡ソフトバンクホークスにお世話になりました。本当にありがとうございました。

チームとしてはまだまだ戦いが続きますので、是非皆さんの声援で、福岡ソフトバンクホークスを盛り上げていただけると嬉しいと思います。本当に1年間ありがとうございました。
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