多和田は最多賞獲得、侍Jの一員として登板も…
西武は3日、多和田真三郎投手(27)、相内誠投手(26)、藤田航生投手(22)に、来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。
多和田は2015年ドラフト1位で入団し、2018年に16勝で最多勝のタイトルを獲得。2017年10月には侍ジャパンの一員として、「アジア・プロ野球チャンピオンシップ」にも出場した。しかし、開幕投手を務めた2019年は1勝6敗と低調に終わり、12月に自律神経失調症を患っていることを公表。契約保留選手のまま病状の回復を待ち、今年7月30日に再び支配下選手契約を締結したが、ここまで一軍での登板はなかった。
相内は2012年のドラフト2位で入団。しかし、ドラフト指名直後に無免許運転で摘発。2014年には未成年での飲酒喫煙が発覚するなど、プレーではなく度重なるトラブルで話題に上がることが多かった。プロ8年間で通算21試合に登板し、0勝7敗、防御率10.05。未勝利のままユニフォームを脱ぐことになった。
藤田は2015年のドラフト9位で入団し、5年間で一軍登板はなし。今季のイースタン・リーグの成績は、8試合に登板し防御率13.50だった。
コメント
▼ 多和田真三郎
今後の事は分かりませんが、
野球を続けていくことができればと思っています。
▼ 相内誠
これまでライオンズに在籍させていただき、
一番印象に残っている試合は
昨年の4月25日の千葉ロッテマリーンズ戦です。
(勝利投手の権利を得て降板したが)
自分の中では一番の投球をすることができたと思います。
ファンの皆さまには、こんな自分を応援していただき、
本当にありがとうございました、と伝えたいです。
今後については、野球は引退し、
また新たな道を歩んでいきたいと思います。
▼ 藤田航生
僕は地方から出てきたので、
埼玉西武ライオンズに入った時は
全てが新鮮と感じたことを思い出しました。
ファンの皆さまには、
今まで応援していただきありがとうございました、
と伝えたいです。
そして一軍のマウンドで投げる姿を
見ていただくことができず終わってしまい、
悔しい気持ちです。
(プロ生活の中で)イップスになってしまい、
思うように投げられないことがありました。
実は高校時代、怪我をしたときに理学療法士を志したこともあり、
今後は自分のように、思うように身体を動かせなかったり
苦しんでいる人達の手助けをできるようになりたいです。