◆ プロ13年目、地元で復帰も自由契約に…
今季限りで楽天から自由契約となる由規投手(30)が10日、自身のSNSを更新し、来季も他球団での現役続行を目指すことを明かした。
由規は仙台育英高から2007年の高校生ドラフト1巡目でヤクルトに入団。3年目の2010年にキャリアハイの12勝をあげたものの、以降は度重なる故障に悩まされ、2018年限りでヤクルトを退団。2019年から育成選手として楽天に加入すると、半年で支配下昇格を果たし、地元・仙台での一軍復帰登板も飾った。
しかし、プロ13年目の今季はファームで15試合に登板して1勝0敗、防御率4.22の成績で、一度も昇格することなくシーズン終了。楽天在籍2年間での一軍登板は、本拠地で1イニングを三者凡退に抑えた2019年9月26日の西武戦だけだった。
今後については「自分の中で肉体的にも精神的にもまだまだ投げられるということから現役続行を希望し他球団からの話を待ちつつトライアウト参加を考えています」と現役続行の意思を表明。「燃え尽きるまで挑戦する!その気持ちを強く持ち現役続行へ向けて練習していきたいと思います」と意気込みを綴っている。