ニールは来季に向けた意気込みも
西武は10日、ザック・ニール投手とリード・ギャレット投手が帰国することを発表。両選手が球団を通じてファンに向けてコメントを残した。
ニールは来日1年目の昨季、シーズン11連勝を記録してチームのリーグ優勝に貢献したものの、今季は6勝8敗、防御率5.22と苦戦。今季を「(新型コロナウイルスの影響で)今までにないような変わったシーズンだった。厳しいシーズンだったし、大変な時期が多かった」と振り返りつつ、ケガなく1年間投げられたことを前向きに捉え、「今年の課題はオフに修正するよ」と2年契約の2年目に目を向けた。
一方、今季から加入したギャレットは、シーズン当初こそセットアッパーとして活躍するも、「途中に調子を崩してしまい、苦しい時期もあった」との言葉通り、打ち込まれる試合もあったが、終盤にかけて再び調子を上げてフル回転。49試合に登板して3勝2敗16ホールド、防御率3.10という成績を残した。
また、「キャンプの初日から僕が思っていた以上に皆さんが温かくてうれしかった」と続け、ファンのサポートに感謝。来季の去就は未定ながら、自身のインスタグラムでもファンや周囲のサポートに感謝のコメントを残しつつ、「この先にどんなことが起こるのか楽しみだよ」と締めくくっている。今季の西武を支えたリリーフ陣の一角として来季もブルペンに入るのか、注目だ。
▼ ザック・ニール投手
今年は(新型コロナウイルスの影響で)今までにないような変わったシーズンだった。
個人的にもなかなか思うようにいかなかったよ。
厳しいシーズンだったし、大変な時期が多かったね。
そんな中でも何とかシーズンを戦い抜くことはできたし、ローテーションを回ることができた。
最後まで怪我なく終わることができたのは良かったね。今年の課題はオフに修正するよ。
そしてライオンズファンは、大きな後押しをしてくれた。ありがとう。
最後まで信じて応援してくれて感謝しています。
来年はクライマックスシリーズ、そして日本シリーズと今年以上の結果を残せるように頑張るよ!
▼ リード・ギャレット投手
今年は物すごくタフなシーズンだったと思います。
家族に会えず寂しい気持ちもあったが、その中でいいスタートを切ることはできたね。
ただ、途中に調子を崩してしまい、苦しい時期もあった。
終盤は状態が良く、それなりにいい投球ができたかなと思うよ。
ライオンズファンには、『まずは1年間、応援してくれてありがとう』と言いたい。
今年は難しいシーズンだったけど、応援が力になったよ。
自分にとって日本での初めてのシーズン。キャンプの初日から僕が思っていた以上に皆さんが温かくてうれしかったよ。
感謝しています。