ヤクルト・村上宗隆 (C) Kyodo News

● ヤクルト 3 - 7 広島 ○
<24回戦・神宮>

 ヤクルトの村上宗隆内野手(20)が10日、自身初の打撃タイトルとなる最高出塁率賞を当確させた。

 ヤクルトはこの日が今季最終戦で、村上は「4番・三塁」でスタメン出場。第1打席は見逃し三振、第2打席は中飛に倒れたが、第3打席で右翼線を破る二塁打を放った。第4打席はリーグ1位を更新する今季87個目の四球を選び出塁。3打数1安打1四球をマークし、出塁率.427でシーズンを終えた。

 村上を2厘差で追っていた同僚の青木は、無死満塁の好機だった8回に代打で登場。結果は中犠飛で最終的な出塁率は.424となった。出塁率争いで頭ひとつ抜けていたヤクルト勢の全日程が終了。同3位の広島・鈴木誠の出塁率は.409で、4位以下の選手含め、残り試合で村上を上回ることは現実的に不可能となった。

 今季の村上は全試合4番で2シーズン連続となる全試合出場を果たし、打率.307、28本塁打、86打点をマーク。10日の時点で打率、本塁打、打点の主要ランキングすべてで5傑入りし、射程圏だった本塁打王と打点王のタイトルには届かなかったが、最高出塁率賞を手中に収めた。

 11月5日の阪神戦(甲子園)では二盗、三盗、本盗を立て続けに決め、プロ野球では41年ぶりとなる“パーフェクトスチール”を達成。計11盗塁を記録するなど、打撃だけでなく非凡な走塁センスも披露した。チームは今季最終戦に敗れ41勝69敗10分けの借金28でフィニッシュ。2年連続の最下位となったが、進化した背番号55は充実したプロ3年目を終えた。

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ベースボールキング編集部

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