来年もドキドキできるように
MLBで最も活躍した投手に贈られる「サイヤング賞」の受賞者が11日(日本時間12日)に発表され、ナ・リーグはトレバー・バウアー投手(レッズ)が、ア・リーグはシェーン・ビーバー投手(インディアンス)が受賞。最終候補入りしていたダルビッシュ有投手(カブス)はナ・リーグの2位、同じく前田健太投手(ツインズ)はア・リーグの2位に終わった。
バウアーは5勝4敗ながらナ・リーグトップの防御率(1.73)、被打率(.159)、リーグ2位の奪三振数(100)などを記録し、1位票「27」、2位票「3」で合計「201ポイント」を獲得。日本人初の最多勝に輝いたダルビッシュは、1位票「3」、2位票「24」、3位票「3」の合計「123ポイント」で2位だった。なお、3位となったデグロム(メッツ)は「89ポイント」となっている。
一方、ア・リーグで8勝、防御率1.26、122奪三振を記録し、投手三冠に輝いたビーバーは1位票「30」の満票で「210ポイント」を獲得しての受賞。リーグ4位の6勝、同5位の防御率2.70を記録した前田は、2位票「18」、3位票「4」、4位票「2」、5位票「4」の「92ポイント」で2位となり、3位はリュ・ヒョンジン(ブルージェイズ)で「51ポイント」だった。
発表後、ダルビッシュは自身のツイッターアカウントを更新し、「サイ・ヤング投票は2位でした!家族、応援してくださったファンの方々、支えてくださったスタッフ、チームメイトのお陰です。来年のこの日もドキドキできるようにまた頑張ります」とツイートした。
▼ ナ・リーグ投票結果
201ポイント=バウアー(レッズ):1位「27」、2位「3」
123ポイント=ダルビッシュ(カブス):1位「3」、2位「24」、3位「3」
89ポイント=デグロム(メッツ):2位「3」、3位「23」、4位「4」
▼ ア・リーグ投票結果
210ポイント=ビーバー(インディアンス):1位「30」
92ポイント=前田(ツインズ):2位「18」、3位「4」、4位「2」、5位「4」
51ポイント=リュ(ブルージェイズ):2位「4」、3位「7」、4位「5」、5位「4」