一時は首位争いも失速「大変申し訳なく思っております」
楽天は12日、2021年シーズンに臨むコーチングスタッフを発表した。一軍の指揮を執っていた三木監督はわずか1シーズンで退任となり、2年ぶりに二軍監督へ復帰。一軍監督には石井一久GMが就任した。
三木監督は「今シーズンは監督として自分の目指していた野球がなかなかできなかったことを心残りに思うと同時に、ファンの皆様の期待にお応えできず、大変申し訳なく思っております」と球団を通じてコメントを発表した。
来季はファームへ“復帰”する格好となるが、「将来のイーグルスを背負っていく若い選手やコーチ達の育成など、さまざまなテーマに力を注いでいきたいと思います。チームのために頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。
今季の楽天は8月中旬までソフトバンク、ロッテと首位争いを繰り広げたが、9月以降に失速。10月以降は勝率5割を前後する戦いが続き、今季117試合目の11月4日・オリックス戦(京セラD)に敗れてCS進出の可能性が消滅していた。