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クライマックスも「いつもと違う」…4試合制で行われる決戦のルールを改めておさらい!

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©SoftBank HAWKS

日本シリーズの出場権をかけた戦い


 新型コロナウイルスの影響により、3カ月遅れで始まったプロ野球の2020年シーズン。120試合制に短縮して行われてきた“異例のシーズン”もいよいよ大詰め。14日(土)からは、パ・リーグの1位・2位チームが日本シリーズの出場権をかけて戦う『2020 パーソル クライマックスシリーズ パ』が開幕する。


 何かと「いつもと違う」がフォーカスされる2020年…。クライマックスシリーズに関しても同様で、今年はパ・リーグのみの実施に。それも、従来の『ファーストステージ』・『ファイナルステージ』というトーナメント方式ではなく、レギュラーシーズンの1位チームと2位チームによる4試合制の直接対決で日本シリーズ出場チームが決まることとなった。

 今季はソフトバンクが終盤に圧倒的な力を発揮して3年ぶりのリーグ王者に。2位は最後の最後まで目が離せない熾烈な争いとなったが、ロッテが粘る獅子を振り切ってポジションを確保。王者への挑戦権を獲得している。


 順位表を見ると、両者の差は「14.0」と大きく離れているとはいえ、何が起こるか分からないのが短期決戦。特にロッテと言えば、昨季はソフトバンクに17勝8敗と圧巻の強さを見せ、今季も12勝11敗1分で勝ち越し。ソフトバンクからすれば、「一番嫌な相手が上がってきた」というのが本音だろう。

 一方で、ソフトバンクは1位チームのアドバンテージとして「1勝」分の星を持ってのスタートとなるだけでなく、4試合すべてを本拠地・PayPayドームで戦うことができるという強みも。今季もホームゲームでは40勝19敗1分と20以上の貯金を稼いでおり、その強さは証明済みだ。


例年以上に重要な“初戦”


 4試合制で行われ、1位のアドバンテージを含めて先に3勝した方が日本シリーズに進出。従来のルールは「4勝先取の6試合制」だから、2位チームにとってはこれまで以上に余裕がない。

 もし、第1戦をソフトバンクが勝てば、その瞬間に王手がかかる。残りの3戦でひとつ勝つ、もしくは「引き分け試合が生じ、1位球団の勝利数が2位球団の勝利数と同数以上となることが決定したとき、1位球団が日本選手権シリーズ出場球団となる」とアグリーメントにあるように、残りの3試合の中で1試合でも延長10回表を同点のまま終えることができれば、その瞬間に日本シリーズ進出が決まる。

 ロッテとしては、第1戦を落としてしまうと、残りの3戦で全勝しか勝ち筋がない。引き分けも許されない、まさに“絶対に負けられない戦い”が3つ続くことになる。「短期決戦は初戦が重要」というのは当たり前のことではあるが、今年のクライマックスシリーズは例年以上に「初戦」が大きな意味を持つ。


 鷹が日本一4連覇への挑戦権を掴むのか、はたまたロッテが久しぶりの下剋上に向けて前進するのか…。あすから開幕するクライマックスシリーズの日程とルールは以下の通り。


2020 パーソル クライマックスシリーズ パ


【日程】

▼ 11月14日(土)第1戦
ソフトバンク - ロッテ
<PayPayドーム 13時>


▼ 11月15日(日)第2戦
ソフトバンク - ロッテ
<PayPayドーム 13時>


▼ 11月16日(月)第3戦
ソフトバンク - ロッテ
<PayPayドーム 18時>


▼ 11月17日(火)第4戦
ソフトバンク - ロッテ
<PayPayドーム 18時>


※ 11月18日(水)予備日
ソフトバンク - ロッテ
<PayPayドーム 18時>



【アグリーメント】

▼ 出場球団
・レギュラーシーズンの1位球団と2位球団が出場する。


▼ イニング制限
・延長回に入った場合のイニング制限は10回までとする。
・10回の表裏を終わって同点の場合は引き分け試合とし、再試合は行わない。

※後攻チームが勝つか引き分けで日本選手権シリーズ出場が決定する試合においては、以下の時点でコールド・ゲームとし、後攻チームをクライマックスシリーズ勝者とする。

1) 10回表の先攻チームの攻撃が無得点で(同点のまま)終了した場合。(10回裏は行わない)
2) 10回表に先攻チームが得点を記録したが、10回裏に後攻チームが得点し同点となった場合。


▼ 勝者決定方法、引き分けの扱い
・レギュラーシーズンの1位球団は2位球団に対して1勝のアドバンテージを持つ。
・1位球団が1勝した状態から4試合制により行い、1位球団のアドバンテージによる1勝を含め、勝利数が多い球団を日本選手権シリーズ出場球団とする。
・引き分け試合が生じ、1位球団の勝利数が2位球団の勝利数と同数以上となることが決定したとき、1位球団が日本選手権シリーズ出場球団となる。
・予備日を使用しても所定の試合を消化できなかった場合、その時点で勝利数の多い球団を日本選手権シリーズ出場球団とする(1位球団の1勝のアドバンテージを含む)。
・勝利数が同じ場合は、レギュラーシーズン上位球団(1位球団)を日本選手権シリーズ出場球団とする。


▼ 選手の出場資格
・選手をクライマックスシリーズに出場させるための出場選手登録および出場選手登録抹消の手続きは、レギュラーシーズンと同様とする。
※出場できる選手は、10月1日現在その球団の支配下選手で、その後引き続いてその球団の支配下選手として登録されている者に限る。
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