佐野と梶谷の争い
DeNAは14日、佐野恵太選手(25)を一軍登録した。
広陵高から明治大を経て、2016年のドラフト9位で加入したプロ4年目の選手。登録上は内野手も、今季は筒香嘉智が抜けた「4番・左翼」に定着して打率.328、20本塁打をマーク。主砲の穴を見事に埋める活躍を見せた。
しかし、故障もあって10月は少しずつ出番を減らし、10月25日の出場を最後に登録抹消。初めてレギュラーとして挑むシーズンを完走することは叶わなかった。
そんな中で迎えた14日のシーズン最終戦。佐野は長らく打率トップを守っていたが、そこに頭角を現してきたのがチームメイトの梶谷隆幸。最終戦を前に佐野が.328でトップ、梶谷は.325でピタリ背後につけている。
最終戦で梶谷が4打数3安打以上を記録すると、一気に逆転首位打者の芽も出てくるという状況で、現状トップを走る佐野も一軍に上がってきた。
両者をスタメンで競わせるのか、佐野はベンチで構えさせるのか…。この日が最後の采配となる、アレックス・ラミレス監督の起用法にも注目が集まる。
11月14日の出場選手登録・登録抹消
■ 福岡ソフトバンクホークス
-登録-
51 上林誠知/外野手
■ 千葉ロッテマリーンズ
-登録-
23 三木 亮/内野手
=抹消=
55 茶谷健太/内野手
■ 読売ジャイアンツ
-登録-
12 デラロサ/投手
18 菅野智之/投手
30 鍵谷陽平/投手
■ 横浜DeNAベイスターズ
-登録-
44 佐野恵太/内野手