鷹戦に強い二木ではなく元メジャー左腕を選択
パ・リーグのクライマックスシリーズ第2戦(PayPayドーム)の予告先発が発表され、負ければ終戦のロッテはソフトバンク戦に強い二木康太ではなく、今季途中加入したチェン・ウェインに託すことになった。
今季はコロナ禍の影響で、クライマックスシリーズは1位と2位の対戦のみ。従来の“ファイナルステージ”同様、1位チームには1勝のアドバンテージが与えられるが、3勝先取方式の最大4試合制に短縮された。第1戦は4対3でソフトバンクが制し、トータル2勝0敗で4年連続となる日本シリーズ進出に王手。一方のロッテは、早くも敗退の危機に立たされた。
試合後に第2戦の先発投手が発表され、ソフトバンクはレギュラーシーズンで9勝2敗、防御率2.34をマークした東浜。負けられないロッテは今季のソフトバンク戦で3勝0敗、防御率3.20をマークしている二木ではなく、メジャー通算59勝の実績を持ち、今年9月に加入したチェン・ウェインを持ってきた。
チェンは今季4試合に先発し0勝3敗と白星こそついていないが、4試合連続でクオリティ・スタート(6回以上、自責点3以下)をクリアし、防御率は2.42と安定。登板時の援護点が4試合でわずか1点しかなかっただけに、打線に奮起してほしいところだ。