V4まであと4つ「悔いのないように」
日本野球機構(NPB)は18日、10・11月度『大樹生命月間MVP賞』受賞者を発表。パ・リーグ打者部門はソフトバンクの柳田悠岐選手(32)が受賞した。
同選手の月間MVP受賞は、今季の6・7月度以来3カ月ぶり通算7度目。オンライン会見に出席した柳田は「選んでいただいて嬉しいです。今年は4回しかチャンスがないなかで2度も受賞できたのは自信になりますし、良いシーズンだったかなと思う」と、開幕・閉幕のタイミングで表彰された2020年シーズンを振り返った。
10月以降は打率.360、出塁率.459、41安打、22打点と、主要打撃成績4部門でリーグトップ。「数字はなんも考えてないんですけど、優勝したいという気持ちで毎日プレーしてましたし、そういう気持ちがあったからある程度数字を残せたのかな」と、リーグ制覇への強い想いが活躍の原動力になっていたと明かした。
コロナ禍で迎えた今季もレギュラーシーズン全120試合が終了し、柳田は119試合で打率.342(427-146)、29本塁打、86打点をマーク。クライマックスシリーズも突破し、残す舞台は日本シリーズのみとなった。
巨人V9時代以来の日本一4連覇を目指す鷹の主砲は「泣いても笑っても残り少しなんで、悔いのないように今年を締めくくりたいなと思います。チーム一丸で日本一になれるように頑張ります」と力を込めた。