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三菱重工広島、乱打戦を制し初戦突破!町田監督「最後までしっかりやる、というのは私のモットー」

▼ 第91回都市対抗野球大会 1回戦
三菱重工広島(広島市) 7 - 6 日本製鉄鹿島(鹿嶋市)

 元プロ野球・広島の町田公二郎監督が率いる三菱重工広島は、日本製鉄鹿島の右のエース・飯田を1回から捉え、4番・松永、5番・松原と連続で左翼線へ適時二塁打。2点を先制すると、3回にも松永の三塁を強襲する適時内野安打でリードを広げる。

 日本製鉄鹿島も3回に4番・高畠が右前へ2点適時打を放ち、1点差に食い下がると、4回の先頭、6番・生田目忍が左中間へソロ本塁打。補強選手ながら三菱重工広島の先発を任された左腕・児山(シティライト岡山)を相手にプロ野球・日本ハム生田目翼投手の弟の豪快なアーチで3対3の同点に追いついた。

 直後の5回、三菱重工広島は2番・田中のセーフティーバントから無死一・三塁とチャンスを広げると、日本製鉄鹿島の2番手左腕・能間から4番・松永が詰まりながらも中前へ勝ち越しの適時打。この回、セーフティースクイズなどで計4点を奪った三菱重工広島が、再び主導権を握った。

 13年ドラフト5位でヤクルトに入り、プロ経験もある三菱重工広島の先発・児山は、5回を82球、7安打3失点。6回から右の変則サイドスロー、2番手・長島へ繋ぐ。試合が動いたのは7回裏、1死2塁で日本製鉄鹿島の3番・林の打球を三菱重工広島の一塁手・松永が後逸。失策で1点が入ると、4番・高畠が左翼席へ2点本塁打。7対6と、日本製鉄鹿島が再び1点差に迫る。

 三菱重工広島は、7回途中から左の松下で後続を断ち、8回からフォークを得意とする経験豊富な32歳右腕の鮫島が登板。今大会抑えに回っている鮫島は2イニングを1安打無失点。継投でしのいだ、三菱重工広島が1点差を守り切った。

 4チームあった三菱重工グループの硬式野球部は今季をもって2チームに再編されるため、自チームの名を冠して戦うのは今大会で最後。事実上の廃部となるだけに、必死の思いで挑んだ三菱重工広島が両軍合わせて27安打の乱打戦を制し、初戦突破を決めた。

▼ 三菱重工広島・町田公二郎監督
「(4番の松永が4安打)4番というのは中心選手だが、私としては線として繋いでいる打順。繋ぎの4番と考えている。予選ではなかなかヒット等あまり出なかったが、きょうは彼の持ち味が出た打撃だったのでは。(8回から鮫島が登板)社会人野球の中でも彼はどこのポジションでもできる。きょうのピッチングスタッフの中では、彼は後ろということで考えて、頑張ってもらった。(三菱重工広島としてはことしで最後)ことしで終わり、という話を聞いたときはショックというのはあった。最後ですけど、最後までしっかりやる、というのは私のモットーでもあるし、最後の戦いではあるけど、いい形で終わろう、と選手には言った」。

▼ 三菱重工広島・松永弘樹内野手
「(4安打に)出来すぎかな、と。相手投手に対しては、チームとしてどうやっていくかというのを徹底してやることができたかな、と思う。コントロールがいいい投手なので狙い球をしっかり絞ってやっていこう、ということだった。(今大会で最後)このチームでできる日にちも限られている。どうやって一日でも長くできるか、という風にやっている。応援してくださる方もいっぱいいる。OBとか会社の方たちにも声をかけていただいている。そういう方たちにも、いい報告ができるようにしたい。僕はことしで引退する。個人としてもチームとしても一試合でも一日でも長くやりたい」。

▼ 三菱重工広島・鮫島優樹投手
「この大会、自分は一番きついところを任せていただけると思っているので、全員を引っ張っる意味でも、自分がマウンドに立っているだけでみんなを勇気づけられるような立ち姿でいたい、と。気持ちを前面に出して投げようと思っていた。広島で11年間やらせてもらったというのもある。すべてが出るように。しっかりと、最後倒れるくらいまでやり切る、というのがこの大会の意気込み。ここに全力を注ぎたい」。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)
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