ブルペンに新戦力ツインタワー
広島は26日、新外国人のカイル・バード投手(27)と契約合意したと発表した。
バードは190センチ・99キロの体躯を誇る大型左腕。2014年のドラフト35巡(全体1057位)でレイズから指名を受け、2018年オフにレンジャーズへ移籍。2019年にメジャーデビューを果たし、いずれも救援登板で12試合、0勝0敗1セーブ、防御率7.82の成績を残していた。
今季はメジャーへの昇格機会なく、マイナー3A級では通算58試合(95回1/3)に登板して、8勝2敗2セーブ、防御率2.17。バードは球団を通じて以下のようにコメントしている。
「来シーズン、広島東洋カープでプレーできることに大変興奮しています。私と家族は、広島で日本の素晴らしい文化を体験できることを待ち遠しく思っています。また、ファンの皆様にお会いできることも楽しみにしています。私の目標はチームのために自分ができる事の全てを出し切り、広島の街とファンの皆様に優勝を届ける事です」
なお、広島は16日にドビーダス・ネヴァラウスカス投手(27)とケビン・クロン内野手(27)の獲得を発表しており、これで今秋3人目の新助っ人獲得。ネヴァラウスカスもバード同様に190センチの長身を誇る右腕で、来季はウィークポイントだったブルペンに左右の助っ人ツインタワーが加わることになった。