入来氏は二軍投手コーチへ
オリックスは26日、水本勝己一軍ヘッドコーチ(52)、梵英心一軍打撃コーチ(40)、入来祐作二軍投手コーチ(48)の就任を発表。2年連続最下位からの巻き返しへ、球団外部から新任コーチを招へいした。
水本氏は松下電器からドラフト外入団で1989年に広島入り。選手としてのキャリアはわずか2年で幕を閉じたが、今季まで14シーズンに渡ってファームコーチや二軍監督などを歴任。新天地では一軍の要職に就くことになった。
梵氏は日産自動車から2005年のドラフト3位で広島に入団し、ルーキーイヤーに新人王、2010年に盗塁王とゴールデングラブ賞を獲得。2016年に退団してからは、社会人のエイジェックに選手兼コーチとして所属し、2019年限りで現役を引退。今季はJFE西日本のコーチを務めていた。
入来氏は現役時代に巨人、日本ハム、米マイナー、横浜(現DeNA)と渡り歩いた48歳。2008年限りで現役を引退してからは、DeNAの用具係を務めるなど裏方としてチームをサポートし、2015年から2019年まで5シーズンに渡ってソフトバンクの三軍投手コーチを務めていた。