2018年の功労者たちもチームを去ることに
ソフトバンクは26日、加治屋蓮投手(29)、松田遼真投手(26)、西田哲朗内野手(29)の3選手に対し、来季の選手契約を締結しない旨を伝えたことを発表した。
2014年ドラフト1位でJR九州から入団した加治屋は、2018年に球団記録に並ぶ72試合に登板して4勝3敗31ホールドを記録するなどブルペンを支えたが、翌19年に右肩を痛め、今季は6試合の登板に留まっていた。通算では112試合に登板して7勝4敗、37ホールド、防御率4.62だった。
一方の松田遼と西田はトレード移籍組。2018年途中に飯田優也とのトレードで阪神から加入し、翌19年には自己最多の51試合に登板したが、今季は一軍での登板機会はなかった。
西田は2017年オフに山下斐紹とのトレードで入団。複数ポジションを務めるユーティリティープレーヤーとして、2018年には万全の状態ではなかった今宮健太の穴を埋める活躍も披露。同年のクライマックスシリーズでは打撃面でも存在感示し、日本シリーズへの進出にも貢献した。しかし、19年はケガの影響もあって7試合の出場にとどまり、今季は川瀬や周東の台頭もあって守備固めを中心に36試合の出場に終わっていた。