投手主将も5シーズンぶりに復活
阪神は29日、2021年シーズンのキャプテンに大山悠輔選手(25)と岩貞祐太投手(29)が就任したと発表した。
大山はつくば秀英高から白鴎大を経て2016年のドラフト1位で入団した大砲。今季は開幕スタメン入りを逃すも、シーズン途中からクリーンナップに定着し、打率.288、28本塁打、85打点の主要打撃3部門でキャリアハイをマーク。シーズン最終盤までタイトル争いに絡む活躍を見せた。
前任者の糸原健斗は入団3年目・26歳のシーズンから2年間主将を務め、大山は同5年目・26歳での主将就任。球団を通じて「チームを引っ張っていくというところで、今年以上に、さらに覚悟と責任感を持って頑張っていきたいと思います」とコメントした。
また、岩貞は2016年の福原忍(現投手コーチ)以来、球団5シーズンぶりとなる投手キャプテンに就任。7年目の今季はシーズン途中からリリーフへ配置転換され、38試合で7勝3敗8ホールド、防御率3.30をマークしていた。
「言葉、背中で引っ張っていくたくさんの先輩方を見てきました。僕はまだその諸先輩方の足元にも及びませんが、みんなで頑張っていくように、その輪の中心にいれるように頑張っていきたいと思います」と意気込みを口にした。