ニュース 2020.12.05. 07:09

「FA宣言」今年は総勢7名 澤村が唯一の海外FA、西武の増田と熊代は“宣言残留”

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澤村拓一 (C) Kyodo News

いよいよストーブリーグの幕開け


 12月4日、2020年オフシーズンにおけるフリーエージェントの申請期間が終了。今年は97名の有資格選手のうち、7名がFA権の行使を宣言した。


<海外FA>
澤村拓一(ロッテ/投手)

<国内FA>
松永昂大(ロッテ/投手)
増田達至(西武/投手) ※残留を表明
熊代聖人(西武/外野手) ※残留を表明
井納翔一(DeNA/投手)
梶谷隆幸(DeNA/外野手)
小川泰弘(ヤクルト/投手)


投手が4名、野手は梶谷のみ


 内訳を見ると、国内FAが6名で海外FAはロッテ・澤村拓一のみ。また、国内FA権の行使を宣言した西武の増田達至投手(32)と熊代聖人選手(31)の2名は「FA権を行使したうえでの残留」、いわゆる“宣言残留”であることが明らかとなっており、今オフの移籍はない。


 なかでも注目されるのは、上でも触れたように唯一の海外FA権行使となった澤村。今季はロッテへの電撃トレードが大きな話題となったが、その移籍をキッカケに見事復活。かねてからの夢だったメジャーリーグ挑戦へ、今まさにそのスタートラインに立とうとしている。

 また、国内FA組の方も、先発としての実績が豊富な小川と井納に加え、どのチームも欲しい戦力であろう左のリリーフ・松永という3名の投手に、今季セ・リーグ2位の打率.323をマークするなど、復調ぶりをアピールした攻撃型リードオフマン・梶谷の名前も。すでに獲得に意欲を示す球団の名前も報道であがっており、こちらも目が離せない。

 上記の選手たちは5日に改めて公示され、6日からは所属球団を含めたすべての球団と交渉が可能になる。果たして、あっと驚く移籍はあるのか。彼らの動向に注目だ。

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