チーム一筋15年、球団最多の625試合登板
楽天は5日、今季限りで現役引退した青山浩二投手(37)が、2021シーズンより楽天イーグルスのアカデミーコーチに就任すると発表した。
青山は函館工高、八戸大を経て、2005年の大学生・社会人ドラフト3巡目で楽天入り。チーム一筋15年間で7度の50試合登板超えを果たすなど、球団史上最多の通算625試合に登板し、42勝58敗45セーブ、防御率3.67の成績を残した。
11月23日に引退会見を行い、「『まだやれるか?』と聞かれると、ボールは投げられますけど、それが勝負の世界で通用するかというと、そこは自分でちょっと厳しいかなと思いました」と引退理由を説明。「15年間ありがとうございました。人としても選手としても一緒に成長できたと思います」とファンに感謝した。
指導者として新たな道を歩む右腕は、球団を通じ「今後はアカデミーコーチとして、これまでの野球人生で得た経験を活かしながら、子供たちの夢の後押しをできるように、愛情を注いで指導していきたいと思います」と意気込みを語った。