構想外となったドラ1右腕の再起はなるか?!
阪神は8日、今オフに自由契約となっていた元ソフトバンクの加治屋蓮投手(29)と、元中日の鈴木翔太投手(25)の獲得に関して合意したことを発表した。なお、加治屋は支配下登録選手として、鈴木は育成選手として契約を行う見込み。
2014年ドラフト1位でJR九州から入団した加治屋は、2018年に球団記録に並ぶ72試合に登板して4勝3敗31ホールドを記録するなどブルペンを支えたが、翌19年に右肩を痛め、今季は6試合の登板に留まっていた。通算では112試合に登板して7勝4敗、37ホールド、防御率4.62だった。
一方、2013年のドラフト1位右腕・鈴木翔太は、聖隷クリストファー高から初めて誕生したプロ野球選手としても注目を集め、ルーキーイヤーから一軍デビューを果たすなど、順調なスタートを切ったかに見えたが、一軍での通算登板数は24試合。2018年からは血行障害にも悩まされ、ここ2年の一軍登板はなし。それでも今季は、ファームで18試合に登板するなど、復活に向けて奮闘していた。